年別アーカイブ:2022年

オリジナル小説

かぼちゃを動かして!⑦

かぼちゃを動かして!⑦    エプリアは前方の洞窟をじっと見つめたままで、あまりにも真剣なその様子に声を出していいのか分からずに、フィフィはコクコクと無言で頷いて返事をした。  すると、フィ ...

オリジナル小説

私の新しい城

私の新しい城 はるぽこちらでは初めてですが、再掲になります    玄関から順に、確認の意味でゆっくりと歩き出す。  下駄箱はないから、パンプスやスニーカーを隅にぎゅっと並べて、正方形の本当に ...

お知らせ

【追記】理事長の突然のリスケジュール―HAPPY WINTER~しほとチェルシーからの招待状~

2023/7/11  

はるぽしほとチェルシーからの冬のお誘い しほからの招待状 ★☆★クリスマスパーティーのお誘い★☆★ もうすぐクリスマスだね! ケーキの予約はもう済んだ? もちろん、星宙パティスリーのケーキで決まりでし ...

お縁描き堂・rie

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星のカケラ―はるのぽこ×ゆふまる―

星のカケラ   ✲ 詞・小説 はるのぽこ × イラスト ゆふまる ✲     ✲コノイロ ドノイロ ナンノイロ✲ 今日は ナニを 着ようかな 今日は ドノイロ しようかな ...

オリジナル小説

かぼちゃを動かして!⑥

かぼちゃを動かして!⑥  風がやむと、木々の揺れる音さえもがフィフィたちの周りから消えていく。するとそこに残るのは、当たり前のように静寂な時間で、フィフィが今最も避けたいもののひとつであった。  あま ...

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私の散歩コース

私の散歩コース はるぽこちらでは初めてですが、再掲です❁   「やあ、おはよう。今日も来てくれたんだね」  彼が今日も私に声をかけてくれる。もうすっかりと、彼の吐く息が白く染まり始めて、気が ...

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かぼちゃを動かして!⑤

かぼちゃを動かして!⑤   「八色蜘蛛って、あの洞窟のですか? また面倒な……」  すぐ傍で息を飲むフィフィを余所に、エプリアとミス・マリアンヌは会話を続けていく。 「お願いよ~。私は夕飯の ...

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かぼちゃを動かして!④

かぼちゃを動かして!④    声のする方を向くと、一人の青年がいた。背が高くて年齢の判断がつかないけれど、フィフィよりは年上で、きっと大人でもない。  フィフィが視線を頭二つ分くらい上へとあ ...

お知らせ

Happy Halloween~カイネとフィフィからのお知らせ~

2023/7/12  

はるぽカイネとフィフィからのお知らせ 10月31日限定⚘ハロウィン企画   ★★ハロウィンの招待状★★ 10月31日にフィフィの物語の最新話「かぼちゃを動かして!④」が更新されます⚘⚘⚘ ハ ...

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かぼちゃを動かして!③

かぼちゃを動かして!③    フィフィはブツブツと独り言を呟きながら森の手前までやって来て、急にピタリと足を止める。 「あっ」  フィフィが振り返っても、視線のすぐそばでいつも浮いていた見慣 ...

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