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星のカケラ~星のカケラを書き終えて~

2022年7月8日

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 まず、ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。物語だけでなく、私自身のあとがきにまで目を通して下さり、ちょっと恥ずかしいながらも、とても嬉しく思います。

 この星のカケラの3巻の最後の物語は番外編の貫くカケラになります。この星のカケラにはたくさんのテーマとなるものを詰め込んで構成しているのですが、この『貫く』というのも、エピソードのタイトルにするくらい、大切なテーマのひとつにしています。

 そんな『貫く』ということの難しさや大切さを、私自身もこの星のカケラを書きながら、実感致しました。

 もう自分の中では違和感なく馴染んでしまって、ふとした時に思い出すような感覚になってしまっているのですが、こういう独特のスタイルで書き出したのは星のカケラが初めてです。

 私は情景描写は最低限で、心理描写をメインに、自分の中の音のリズムや感覚で、詞や繰り返しの表現を混ぜ込んで書くのがとても好きです。そして、ホームページだとあまり違和感がないかもしれませんが、本にまとめる時も、そのまま横書きでまとめています。

 そのまま横書きでいこうと思ったのは、詞などを混ぜ込むのが好きなのと、自分の中で音を合わせている感覚があるので、横書きの方がそれらがしやすいというのがあります。
 そしてそれとは別に、読むときに、横書きだと文全体を一度視界に入れてから、ゆっくりと文字を追っていく感覚が、安心感あり、個人的には大好きだからです。

 また、ちゃんとした詞を書くというのも、この星のカケラが初めてでした。自然と詞がプロットに寄り添うようにあり、詞に寄り添うようにプロットが出来上がり、初めてこういう詞を書いたので、人に見せること自体がすごく恥ずかしかったのに、楽しさが上回り、普通に物語と合わせて書き始めるようになりました。

 そういう自分のやりたいスタイルを貫いて書き終えた今、私の中で文章を書くのは得意なのではなく、好きなのだろうな、と素直に思えるようになりました。

 私はこうやって物語を書くのを始めたのは、お仕事が初めてでした。なので、ずっと仕事だから書いている、書かせてもらっているというような感覚がどこかにあり、仕事として書いているのだから、人に得意と言えないと恥ずかしい、と心のどこかで思っていたのだと思います。だから必死に、得意になろうとしていました。

 そんな私は今、子育て中というのもあり、子どもが寝静まった夜に作業をしたりなど夜更かしはしがちですが、朝昼晩のある生活をしています。ですが、そういう縛りがなかったころ、食事をするのを忘れてずっと一日書き続け、夕方くらいに脳が疲れて糖質を求める、という生活をしていたことがありました。これを私の知り合いが聞いたらきっと驚くだろうな、と思うくらいに、生きている動作の中で食べることが一番好きなので、自分では信じられないことだったりします。その時は、私としたことがご飯を食べ忘れるなんて、と思うくらいだったのですが、こうやって自由に書ききった今、これを好きというのだろうな、と当時を振り返り思いました。

 そして仕事ではなく、個人でも文章をこうやって書き続けていてもなお、文章に関することで、ずっと胸の中に残っている言葉があります。それは書くことの基礎を教わった先生の言葉で、「何冊本を出したって、文章が書けるなんて言えない。それくらい、文章を書くのは難しい」というものです。

 有難いことにこの時代の日本で生まれ、文字を学ぶ機会があり、文章を書ける環境にあるので、そういう意味では文章を書ける、とは言えるのですが、得意という意味では今までもこれから先もきっと、ずっと言えないのだろうなと改めて思いました。

 そういうのを認めて好きだからと自由に書き続けた中でも、星のカケラを書くにあたり、どうしても上手く書けないエピソードにぶつかりました。こんなに書けなかったのもまた初めてで、自分自身でも衝撃でした。けれど、そのエピソードを乗り越えないと、自分の書きたい星のカケラの全体像に辿り着かないので、好きだからこそ、その上手く書けないエピソードを書かないという選択もできず……何回も何回も書き直して、悩んでは練り直して、とりあえす頑張りました(笑)

 本当の意味で、きっと、そのどうしても上手く書けなかったエピソードというのが、私の中での苦手に該当するのだと、思います。

 ですがその壁にぶち当たるまで、私は恋愛ものを書くこと自体が、苦手だと思っていました。この連載を始めた当初、ゆふまるさんに「恋愛ものは苦手なんですが、頑張ってチャレンジしたいと思います」的に話していて、「本当に?!」と尋ねられて、改めて自分の作品を振り返りました。そうしたらシリーズを含め、今まで書いたものも、これから書く予定のものも、あれ?何組カップルいる?っていうくらいに、なんかカップルの物語が結構あって、自分でこれもまた驚きでした。自分では恋愛ものを書いているつもりはなかったので。そうしたら、ああ、確かに恋に落ちた瞬間とか書くの、めちゃくちゃ好きかも!となりましたし、振り返ったらそういうシーンめちゃくちゃ書いてました(笑)なので、得意でもないのですが、恋愛ものも変に苦手と思わなくてもいいのかもしれないな、と良い意味でなったのを覚えていますし、番外編とか特別編に恋に落ちた瞬間的なのめちゃくちゃいれておきました。(笑)

 こんな風にたくさんの好きというのを見つめ直す中で、唯一、物語を書き始めた時から絶対にこれは好きっていうのを認識していたものがあります。私は物語を書く中で、構成していくのが一番好きなんだと思っています。

 短編のように短くぎゅっと詰め込んで構成するのも好きなのですが、世界の子どもシリーズや星のカケラのように長い物語をくるくるくるくる繋げていくのが大好きで、一部苦手の壁にぶち当たりましたが、番外編と特別編を書いていて、めちゃくちゃ楽しかったです。

 なので、本編でちゃんと一度完結させているのですが、構成の時点から番外編も書くと決めていたので、本編を今から読む方でも本編と一緒に番外編を読んでも楽しんでいただけるように、本編を連載で既に読んでくださっている方が番外編を今から読んでも楽しんでいただけるように順番やエピソードにこだわって構成し、本にまとめたつもりです。(こんなこと言って、ストーリー伝わってなかったらすみません……)

 私の中で、文章って一歩踏み込んでもらわないと、相手に伝わらないし自分からも伝えることのできないもののひとつだと思っています。よく言うのですが、読んでもらうのは、かなりの時間を頂戴することになるからです。なので、時間をかけてもらうからこそ、文章だからこそできる楽しみ方というのを、自分自身も書いていてしたいし、読んでくださった方にもしてもらいたいな、という想いがあります。

 人というのは、心の中や頭の中には様々な想いや感情があり、けれどもそれらが表に出るのはほんの一部です。そして、私たちはその表に出るほんの僅かな部分でコミュニケーションをとり、他者と共存しているのだと思います。そういうものを、物語だからこそ、文章だからこそ、表現できるのだろうし、私自身も自分の作品でそれらを表現できたらいいなと思い、書いています。

 なので、今回はこの星のカケラの番外編や特別編というものを通して、本編で進んでいる一つの出来事というのが、本当はそれぞれにどれだけの膨大な想いや感情があったかを伝えつつ、その膨大な想いと感情から表に零れ出たものは僅かであっても、それでも確かに交差して、本編(起こった目に見える事実)に繋がっているというのを、楽しんでいただけたらいいなと思っています。

 そして、作品と共に好きを貫いて、苦手と得意について考えて、ひとつ気づいたことがあります。環境的にも偶然、忙しい時期が被ったのもあるのですが、忙しいという字は、心を亡くす、と書くんですよね。それに気づいた時、忙しすぎて、自分の心を亡くしていないか、問われているような気がしました。そして、それは自分の心だけではなく、人というのは忙しい時、心に余裕がなくなり、他者に対しても、厳しくなりがちです。だから、自分も誰かの心を亡くしてしまうようなことをしていないかもまた、忙しい時に問われるのだと思います。そして、問われるのと同時に、忙しい時に言われた言葉で傷ついたとしても、忙しい時期に飛び出た言葉だからこそ、許す許せないではなく、自分のために傷つきすぎる必要もないのだとも、思いました。他者にも自分にも、優しくあれるのが、一番なんだろうなと、痛感しました。そして、そういう忙しいと思うことであったり、嫌いなことであったとしても、慣れてくると作業がスムーズになって、忙しいから抜け出せたり、前より嫌ではなくなったりする時があります。慣れるという字は、心を貫くって書くんですよね。無理をしろというものではないのですが、忙しくても逃げられないとき、目標のために踏ん張りたいとき、自分の心を貫いてそれらが慣れてくると、それは苦手ではなくなるのかなと、思いました。あるいは、得意にもなるのかもしれないなと。だから、好きというのは、例え苦手なことであったとしても、心を貫くと、自分にしか見えない何かに繋がるのだろうな、と思います。

 そしてあのカップルとかの慣れた時に危ないみたいなニュアンスで使われる時の例のやつ。慣れるとだらけてしまう、みたいに言葉が使われる時もありますよね。そういう意味でも、心を貫くというのは、とても難しいことなのだとも、思います。

 きっと、人は忙しいと慣れるを繰り返しながら、その合間にコミュニケーションをとり、生きていくのだと思います。そういうのに悩みはつきもので、悩みというのは、一言二言では表せられないものだと思います。

 人それぞれですが、文章というのは長くかけばいいというものではなく、削る、まとめるという作業が多くなり、それらが難しかったりします。

 でも、先ほども言ったように人の悩みは本来コンパクトにできないし、よく自分の人生の主役は自分だ、と聞きます。絶対に自分の人生の主役は自分だと思いますが、それでも、世間一般的に、目立つ目立たないというのはあり、そのどちらがいいというのでもないですが、映画でも何でも主役、脇役という振り分けがあったりします。そして、この星のカケラでも、主役というと、それはしほであり、目立つというと、それは杏奈であったりします。けれど、例え本編でほんの一瞬しか登場しなかったとしても、それって、誰かの人生にはとってもとっても大切なカケラになって繋がっていたり、その人に視点を移せば、それもまた、素敵なカケラだったりします。そういうのも含めて、今回、番外編・特別編で書きたいものをあえて書きつくしてみました。

 そしたらビックリ!なんと量が連載していた本編の倍以上になっているではありませんか。(笑)

 ……本当に、すっごく、楽しかったです。そして、まとめるのが大事な書くという世界で、こんなバカみたいなこと、仕事ではできなかったと思います。個人だからできたことであり、そして、一人ではなくゆふまるさんと一緒だったからこそ、書ききれたのだとも思っています。

 一応、名乗る時に困るので?(笑)作品自体は小説のカテゴリーにしていますが、学校のようなところでテストがあったら、私の書き方は恐らく、先生に注意されたり、すっごい低い点数になったりするのかもしれません。きっと、今までの自分ならば、テストでもないのに、怖がってこんな風には書かなかったと思います。私にとって、それらを貫くことができ、このスタイルで書くということの背中を押してくださったのがゆふまるさんなので、ゆふまるさんとコラボさせて頂き、その作品をこういう形で書き終えることができたので、星のカケラはとってもとっても大切な作品になったと思います。本当にありがとうございました。

 そして、こんなに長い独り言を今まさに読んでくださってる方も、本当にありがとうございます。きっと、とっても心優しい方なのだと思います°˖✧

 語ってしまっているのですが、普通に今でも好きを貫くのにすっごく悩みますし、こうやって話すことで、自分にも言い聞かせているのだと思います。忙しい時も良い意味で慣れることを目指し、好きを大切に、得意や苦手に向き合いながら、私自身も自分のカケラが輝くように、日々精進したいと思います!

 ご閲覧ありがとうございました°˖✧

※途中の、漢字に関することは思ったことを綴っただけなので、正式な成り立ちは知りません……。どうか、正式な意味は個人でお調べください。すみません<(_ _)>💦

はるぽ
最後に、ちょっとだけ、普通に飛び出てくる感想を言わせてもらうと……ハヤト君の番外編とか、めちゃくちゃ力入れて書いたんです( ..)φあと、カップルの物語はめちゃくちゃ糖度高め、友情の物語はめちゃくちゃ熱めにしてみました!後輩ちゃんも、水戸君も、私にとっては全部がとっても大事なエピソードです。書きたいの全部かけてよかったです♡ご縁があれば是非に♡♡

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