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私の頭の中~過去と現在と未来~

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私の頭の中~過去と現在と未来~

 

はるぽ
シリーズに関する今後のお知らせを交えた独り言♡

 

 先日、GW企画遊びに来てくださった方々、ありがとうございました!
 私の中でずっと書いていた世界の子どもシリーズが物語の展開的にも大きく動くときなので、久しぶりにブログも書きたいなと思って綴っています。また時間が経過すると、非公開にするかもしれませんがせっかくなので、この機会にシリーズへの想いを綴ってみたいと思います…!

 今回の更新は久しぶりに未来編、その扉の向こう側にしてみたのですが、振り返ると、未来編は約2年ぶりの更新でした。自分でも正直、ビックリしました(笑)
 読みに来てくださっている方が世界の子どもシリーズ、短編、フィフィ……どれを気に入ってくださって、どれを読んでくださっているのかの詳細までは私には分からないのですが、始めた当初では考えられないくらい、たくさんの方に読みに来ていただき、とても嬉しく思っています。そして、私の中で、人によって好みがあるので、シリーズは長い分、過去編、現代編、未来編でテイストを変えつつ、好きなタイトルだけ読んで頂いてもストーリーが通るようにも構成しながら書き進めているつもりです。

 ただやっぱりシリーズなので、過去、現代、未来の細かい部分も含め全て繋がっていて、全部微調整しながら、各タイトル毎、各時代ごとの展開を考えつつ、シリーズ全体の展開も考えながら密かに書いていました。
 なので、未来編はここ!というタイミングで突然に更新するとずっと決めていて(笑)
 私の中では全てが繋がっているからこそ、2年間止まったことはなかったのですが、未来編だけを切り取ると、前回の更新から約2年も経っていて、流石に驚きました。

 傍からみると虫食いのような、浮気心の多いような書き方になってしまってるのかなと悩むこともあったのですが、私の中で全てを繋ぐにはこの進め方でなければ進めなかったし、本当に書きたいものはきっと書けなかったと改めて思っています。
 誰に言われたでもないのですが、自分の中で読みに来てくださっている方のネタバレにならないように注意しつつ書いていて、今回の未来編の更新でシリーズ的に色々明かせるような段階にきまして。ずっとずっと、シリーズの展開に合わせて、このホームぺージを始めたときから、過去編と現代編は童話コーナーに、未来編は小説コーナーに投稿するのが私の中での密かな決まりでした。

 すごく書くのは楽しいですが、脳がパンクしそうなときもあれば、家事・育児・仕事の合間に時間をみつけて書いているので、挫けそうなときとか普通に泣きそうなときもあったりした中で、シリーズとして自分がやりたかった形の構成部分まで更新が続けられたのがすごく嬉しくて、達成感があると共に、ある意味ここからがスタートでもあるので、こういう感じで進めていく!というのと、どんな感じで進めていこう?というのの両方が混在しています。(笑)

 どこかのあとがきでも書いたのですが、ずっとこの過去編・現代編は童話コーナー、未来編は小説コーナーという、些細な、けれども自分にとっては大きな拘りを続けたのも自分なりに意味があって、シリーズはあえて過去編と現代編と未来編という括りにしています。
 何気なく言葉にすると、英語でもそうであるように、現代というよりは、過去・現在・未来という表現の方が多いかと思います。けれど、もし、現在を今という表現にしたとき、今というのは本当にたった一瞬しかないと思っていて、そんな自分は「今この一瞬一瞬を」であったり、「一分一秒をあなたと過ごしたい」というような表現が大好きだったりします。

 本当に今を一秒で例えたとき、すぐ一秒前は既に過去で、すぐ一秒後はもう未来。そう思うと、人は誰しも一秒では何も成せないのに、この今ある一秒を積み重ねなければ、過去もなければ、未来も訪れません。そして、神話や童話というのは引き継がれたものが時代と共に形を変えてさらに引き継がれていくものだと思っているので、「引き継ぐ」という意味で、今を捉えるのならば、現在よりも積み重ねた時間のある現代の括りがいいと思って、現代編にしました。

 そしてシリーズの大きなテーマでいうと、「時間」と「運命」というのにもすごく拘りをもって書き進めていて、その一秒一秒を大切にしていくと、過去に積み上げたものを、未来への希望として託すとき、運命が交差するのはこの一秒しかない「今」であり、その「今」を作りあげていくのは現代だと思います。そして、現代という括りにするとき、その一秒に遭遇するかどうかというのもまた、奇跡的なことでもあると思います。

 それでも、誰かが何かを諦めてしまったとき、その一秒は生まれなかったりします。

 私も上手くいえませんが、その一秒の瞬間を書くために膨大な量の物語を情熱をもって書き進めているのだと思います。
 正直自分の人生の中で文章を書く機会がこういう形で存在するとは夢にも思っていませんでした。それくらいに自分にとって、創作するということは人生の中で予想外の進路で、それなのに少しでも空いた時間をみつけると、気が付けば何かを作っています。(笑)

 そして、言葉で「今」と使うとき、決して私がたった今綴ったばかりの一秒だけを表現する訳ではなく(笑)そのままに使いますと、今、私がメインで連載しているのが世界の子どもシリーズの「その手に触れられなくても」とフィフィの「かぼちゃを動かして!」になります。(本当にすみません。日々、言葉とは難しいなと思いながら書いています…笑)
 何せ、今書いているこの2つのタイトルは私の中でコアは一緒なのですが、ある種、両極端といってもいいくらいに、テンポや重さが違います。

 なので、フィフィだけ読みに来てくださる方や世界の子どもシリーズだけ読みに来てくださる方もいて、ぶっちゃけ、片方を真剣に完結まで先に書きなよ!と思われる方もいるのだろうなと、思ったり思わなかったりするのですが、これも私の中で色んな理由があって、このスタイルにしています。

 ひとつは、わりと感情移入して書くタイプなので、これくらいに両極端のものを一緒に書く方が、バランスがとれてどちらもいい感じに進めることができたりします。そして、自分が書くということを続けるのならば、技術を磨くという意味でも、じっくりと追求する形でシリーズの方を書くのであれば、フィフィのように定期的に短いスパンでぱぱっと書くのと両方の手法ができないとダメだなと思ったからです。
 最初できるか不安だったのですが、何とか形として1年ほどこのスタイルで続けられたので、どこかで微調整は入れると思うのですが、完結までは「かぼちゃを動かして!」と「その手に触れられなくても」の2本をベースにここを続けたいなと思っています。
 ただフィフィもすごくすごく大切な物語なので、もうひとつ連載をするならばフィフィと思ってフィフィを選んでいますが、人生いつ何が起こるかなんて誰にも分からないので、自分がいくつまで生きるかなんて自分でも分からないですが、きっと生涯を通して一番書きたい物語は「その手に触れられなくても」だと思っていて、突き詰めると、書き上げたいのは世界の子どもシリーズなのだと思います。

 そのシリーズ全体をレストランに例えた時に、当店一番の拘りの前菜です、と出すのが「過去編」なら、メイン料理として置くのは実は「現代編」だったりします。そのメイン料理を美味しく食べていただくために、美味しいソースを作ろうと考えたとき、メインの「生きる刻があるうちは」と合わせてソースの「earth to earth」を同時に連載する方が一番楽しんで頂けるなと思って、2タイトル書くスタイルをその時を見据えて続けています。もちろん、私も私生活もあるのでどこまでの範囲でできるかは未定ではあるのですが、目標としてそれを目指して進めています。そして、締めくくりの料理が「未来編」になるので、お腹いっぱいだからもういらないってならないように、締めの料理がまずくて全部台無し、ということにならないようにしたい…!とも強く思っています。
 美味しく最後まで料理を楽しんで頂くためには何ができるかな、というのでこの食材とこの食材は組み合わせると美味しい、というのを揃え、味付けの濃さを調整し、アレルギーのお客様に配慮できるよう、こちらは苦手な方はお気を付けくださいと言えるようにしておくのが、シリーズ全体を通してできることなのかな、と思っています。

 そして、物語を綴っていると、色んな登場人物が現れ、どうしても書きにくい苦手な人物もいれば、とても書きやすい人物もあります。なので、物語の中の全ての人物の感情や考え方が私そのものなのかと言えば、決してそうではないのですが、物語として書きたい、と強く思ったものを作品にしているので、どの作品にも根底に、現代を生きる私の価値観は込められているのかなと思っています。

 もちろん、価値観とは日々変わりゆくものであると思いますし、私自身、変わったこと、これから変わることもたくさんあると思います。けれど、ずっと大切にしているもの、大切にしたいものはそのままに変わらないもの、変えたくない価値観としても同時に存在するとも思っています。

 そんな自分の過去、現在、未来を振り返った時に、例えば先日のGW企画で再掲させていただきましたホラー・ミラー・スケルトン☆もそうなのですが、過去の作品というのを、今現在、同じように書けと言われたら実は書けません。
 確かに価値観は変わらずにそのまま自分の中に続いているのに、ホラー・ミラー・スケルトン☆をもう一度今書こうとしても、書けないと思います。
 逆に、1年前の今、プロットが出来上がっていたとしても、「その手に触れられなくても」や「その扉の向こう側に」の最新話が書けたのかというと、それもまた、書けなかったと思います。

 物語の中では、特にファンタジー要素が強ければ強いほど、運命、ということの意味が壮大に、重く使われるようなイメージがあります。現実を生きる自分たちにとって、運命、と使うほどの奇跡的なことに遭遇する機会がたくさんあるのかというと、正直、それほどに多くはないような気がします。

 けれど、考え方を変えたとき、私にとって、全ての作品の書く時期が少しでもズレていたらその作品は生まれていなかったのだなと思ったら、たとえ小さくとも、自分にとってこれがそのときそのときの運命だったのだろうな、とふと思いました。きっと過去のあの時の自分にしか書けなかったもの、現在の自分が書けるもの、未来の自分が書けるものがあり、それもまた、書き続けていなければ、過去も現在もなく、過去と現在がなければ、書き続けるという選択をする未来もないのだろうなと思いました。

 もちろん、未来は新しく作れるので、突然全く違うこともできるし、何だってできるのですが、積み重ねたから選べるというか、選びやすくなるのかなとも思いました。
 何度かホームページもやめようとしましたし、何なら書くこと自体もやめようと思ったこともありましたが、あのときにやめていたら、未来で突然にまた書くというのを、私の性格的には選ばなかった気がするので、続けていたから完結まで書きたいなと目標をもてているので、とても不思議な気持ちです。

 そしてせっかくブログを書いたので、この機会に懺悔しておきたいなと思いまして、大した話ではないでのすが、私の日本語の迷走についても事前にここで話させてもらえたらなと。

「犯人はその人よ!」とか、「あの人が忘れなれないの」とか、「この人で間違いないの?」といった表現をする機会が現実にも文章上にもあると思うのですが……分からないですが私は使う機会が多くあります。
 ただ、いよいよ「その手に触れられなくても➁」でストーリーがかなり進みまして、たくさんの人魚が登場します。その際、その人が~的な表現をするときに、人魚にその人って使ったらダメかな、となって、その人魚が~って使い出すとすごく読みにくくなって、答えが分からなくなって困っていました。深く考えず、その人が~とか使おうかなと思ったのですが、本当に人(人間)も登場するので、どうしよう、となりまして。
 悩みに悩んだ末に、ふと1巻を見直したら、普通に人魚に対しても「その人」的な表現で書き進めてて、過去の自分、強い!(笑)となって、悩みすぎる現在の自分は過去の自分の方式に統一することで、未来の三巻を書く自分に託しました。(笑)
 その代わりに人が登場するときはなるべく人間と表記するようにしているので、今後読んでくださる方、そのあたりぜひ、広い心で読んで頂けたらなと、願っています<(_ _)>
 けれど、ストーリーの展開やそれぞれの心情などは自分の出来うる限りのものを全力で詰め込めたので、そちらの部分を楽しんでいただけたらなと思っております。

 今回は2冊を同時に作成して、たくさんの番外編と先読み分を書き込みました!
 ずっと、その手に触れられなくてもは1冊につきひとつ、詞を入れたかったんです。ストーリーにがっつり絡む大切なものです。それを実行に移せることができたのと、めちゃくちゃずっとしたかったんですけど、太陽の子どもと月の子どもをリバーシブル的な感じの表紙で作りたかったので、入稿したときめちゃくちゃテンションがあがりました。ちゃんと逢魔が時も入れたので、そちらもぜひ、みる機会があれば探してみてください♡

 そして、今後はSecret episode やそれに関係する番外編は全て本のみで進んでいく予定です。次話の1.5に該当するテトとリギの郵便屋さんは番外編になるので、本のみとなり、こちらでの本編としての連載はepisode2以降からになります。基本的に番外編は本編の補足となり、シリーズ全体の秘密が繋がるよう、本編で明かされていない伏線やもうひとつの違った視点でお楽しみいただけるもので構成しています。

 また並行して本のみで連載しているサンムーン編も繋がるように構成しているので、ミアやウィル、カリバーンやテト、チェルシーたちがお好きな方はぜひ、新しい重要キャラもたくさん登場するので、そちらもよろしくお願いします♪

 今後の本編の連載に関ましても、episodeをそのまま全話更新すると心身とデータの重さがもたないので、ひとつのepisodeを0.9のように3つくらいに区切っての更新を考えています。6月の後半くらいから本編のみ、その手に触れられなくてもの更新を再開し、月1くらいでフィフィと合わせて交互に更新していけたらいいなと思っております。

 どちらも頑張って続けたいなと思ってるので、ぜひ、今後ともよろしくお願いいたします!

 ご閲覧ありがとうございました!

 

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