絵本の発売が決定致しました!
この度、ポエムピース様より絵本「イロ~めぐるたび~」の出版が決定致しました✨
発売日は12月10日を予定しております!
Amazon限定での販売となり、POD(プリントオンデマンド)を採用しております。
ご注文が入ってから印刷になるためネット限定にはなってしまうのですが、逆に在庫切れというのがないこと、そして必要な量だけの印刷となるのでとても地球に優しい方式のひとつになります🌎
また、「イロ~めぐるたび~」は非営利目的の「朗読・読み聞かせ・SNS投稿」に使用することを著者と出版社が承諾している非営利使用許諾済の絵本となります。絵本をご購入後、出版社にご一報いただきますと、ご使用いただけます✨
詳細を後日、絵本の内容紹介と共にお伝えできたらと思うのですが、私は教育関連のお仕事をしていたのもあり、今回の絵本のお話を頂戴しました。そして、クリエイターとしても、たくさん、たくさん、惜しい所までいっては涙をのみ、悔しい想いや不甲斐ない想いも経験してきました。
ぜひ、非営利使用許諾がたくさんの教育現場で懸命に働かれている先生たち、保育系の発信者の方や子育てに奮闘中の親御さんの役に立てることを、一人でも多くの子どもたちの笑顔に繋がることを心から願っております。
そして、今回の絵本「イロ~めぐるたび~」は大人になっても楽しめる、というのをひとつのテーマとしており、子どもだけでなく、大人の方にも届けたいものとして、子どもから大人になったときに読み直してほしいものとして、たくさんの想いを込めて作り上げました。
声優さんや俳優さん志望の方など、夢に向かって進まれている方々にも、絵本のため短くて読みやすく、かつ内容も幅広い年代の方に伝わるものとして作り上げているので、挑戦するときの何かに使って頂けたらいいなとも、思っております。
絵に関しても、ご紹介がまだできていないのですが、色をたくさん使っております。
占い師さんがラッキーカラーを選んだり、カラーセラピーの何かに繋げて頂けたり、少しでも多く、絵本という枠にとらわれず、誰かの何かのお役に立てたらいいなと思っております。
こういう取り組みは、なかなか個人では行うことはできません。
何よりも、出版は長年の夢でした。
お声がけのひとつの理由に、こちらのホームページ活動を続けてきたことを評価していただいたこともあります。
ホームページを読みに来てくださっている方々に、今回お声がけいただき共に歩んでくださいました編集担当様及び、ポエムピース様・関係各所の方々に、特にいつも支えてくれる家族や友人に心から感謝したいと思います。
本当にありがとうございます…!✨
発売日は予定のため、改めて確定後、絵本のご紹介ページを作らせて頂けたらと思います♡
A5判 表紙・本文フルカラー 全32頁
実際の表紙ではタイトルも手書きさせていただいております✨
ちょうどこの11月でこのホームページを開始して、4年が経ちました!
無事に5年目の突入し、ひとつの私の大きな出版という夢を叶え、それをこのホームページでご報告できること、大変嬉しく思っております。
もともと、教育関連のお仕事をさせて頂いており、とてもそのお仕事も子どもたちと接することも大好きでした。
生涯、教育関連のお仕事でやっていくんだという想いで、猛勉強して国家試験を受けて保育士免許を取得し、職業訓練に通い、通信講座を受け、児童英語の資格を取得しました。
ですが、思いがけず手術する機会があり、心身共に体力勝負ともいえる教育系のお仕事ができなくなってしまいました。
当時、絶望的な気持ちで自宅療養していたとき、偶然、ゲームのシナリオのお仕事にお声がけいただき、創作というものと出会いました。
正直締め切りに追われる日々はなかなかに大変だったのですが、それでも、私の中でゲームのシナリオを通して冒険やファンタジーの世界に浸る現実と離れるひとときというのは、ある意味で救いで、私の人生にとても大きな影響があったと思います。
そのお仕事も慣れてきたタイミングでもう一度手術や入院の機会があり、一度仕事というものから離れることとなりました。
それでも、当時の自分が自覚していた以上に創作をすることが好きになっていたんだと思います。
しばらくは体調最優先のもと、出産と育児に臨んでいたのですが、育児も体調だけでなく、日々の自分の時間というものもとても大切であることを痛感することとなりました。
そして、子育て中の自分を保つものとして、私は創作というものを選び、ホームページという形であれば、自分のペースで自分の作品作りを続けられるのではないかと思い、始めました。
この4年間でもたくさんのことがあり、サーバーの維持管理が難しく、ホームページ自体を続けるのが危うい時期もあったのですが、何とかそれらも乗り越え、無事に5年目を迎えることができました。
そして、小説とは違うジャンルではありますが、人生の中でとても宝物のような経験と機会を頂戴することとなりました。
絵が得意なタイプではなかったので、絵本に憧れはあったのですが、まさかその絵本で出版という夢を叶えられると思っていませんでした。
なんでコツコツ頑張ってきて、好きだしやる気もあって資格も取れたのに、あのとき教育系のお仕事に進めなかったんだろう、とふとしたときに思うことがありました。
日頃続けております小説といった文章の創作の方面でも、自分では趣味の域から出るのは難しいかもしれないと、惜しいところまでいっては、何度も悔しい想いや、涙を零すことがありました。
ですが今回、この絵本を作らせていただき、そのどちらもの想いがちゃんと実って、これまでたくさん泣いた分の情熱を込められたと思います。
私の人生の中でちゃんと達成できたんだと言える、かけがえのない作品のひとつになりました。
絵は時間の許す限り練習し、腱鞘炎になるまで締め切りギリギリまで必死に取り組みました。
そしてひとつ、絵に関しても絶対的に拘ったことがあります。
絵本を出させていただくと決まったときに、まずは画材屋さんに行ってみたのですが、絵具の色の種類の多さに驚きまして(笑)
どういう形で絵を描こう……と、たくさん悩んで、向き合いました。
絵は描くよりもむしろ、観るのが大好きでした。
だからこそ、一朝一夕で身につくものではないなと。
ずっと描き続けてきた人や、芸大や専門学校で学んでいる方と同じように描こうとしたらダメだし、それは私には当たり前にできないなと思いました。
なので私は、小さな子がマネしやすいもの。
それを大切にすることにしました。
絵具や筆はホームセンターなど、みんなが入手しやすいものを全て使いました。
画材屋さんに行ったらめちゃくちゃ綺麗な幅広い種類の絵具があるけど、子どもの頃に味わうあの初めての絵具、という喜びの感情をたっぷり使おうと誓いました。
ひとつ、ズルをしたことがあるとすれば、紫です。
紫色をどのページも同じにしようと思ったときに、全く一緒に作るのがめちゃくちゃ難しくて。(笑)
紫が最初から入った絵具のセットに致しました。
そしたらとても大切なことを自分でも思い出しまして。
よく、我が子にも、教育系のお仕事をしていたときも、子どもたちにずっと言ってたんです。
最初は失敗してもいいんだよ、と。
そして特に、絵や工作の際には、手先が器用な子もいれば、そうでない子もおり、本当は問題ないのだけれど、小さければ小さいほどそういったものが、個性だけでなく、月齢で差が出てしまうこともあります。周りと比べて落ち込んでしまう子もいたりします。
でも、芸術って答えがある意味でないと思っていて。
確かに絵と工作に関しては、技術的なものがあったとしても、上手い下手だけではない、何かが絶対にあると。
それを伝えたり、褒めることを私の中で大切にしていました。
ふと、どうして子どもに言ってあげられて、自分に言ってあげられないんだろう、と。
そう思ったときに、私の中で、私は絵は描けない、というものから少し捉え方が変わっていきました。
世間一般に、大人で絵が描けるというのが、私の中で勝手に、風景画やイラストなども全て描けないとダメだと思い込んでいたことに気づきました。私はそういうのが得意ではなくって、ですが色を重ねるのは、めちゃくちゃ好きで、そういうのも絵と言ってもよいのかな?となったときに、イラスト系は得意じゃないんですが、抽象画描くの好きです、と言えるようになりました。
ただ抽象画を描くのは好きですと言えるですが、自分の絵をそう呼んでよいのかは結局分からなくて。(笑)
私の中で、私の絵は色重ねと呼ぶようにしました。
それでも、何かが突出してすごかったというよりは、コツコツと続けて、教育系のお仕事の経験と、文章の創作と。そういったものの足し算で辿り着いた今回の絵本の出版なので、不安ももちろんにあります。
少し弱気になって、我が子に「ママの本、一番にもらってね」と強制的にひとり読者を確保しにいきまして(笑)
そしたら「うん!かわいいの作ってね!」と返ってきて、それにやっぱり即答できなくて、ひとりの確保も無理かも……と「うーん、頑張るね」と唸りながら返したんです。けれど、言葉は返ってくるとか、ことだまとか、そういうのって本当にあるんだなと体感することになるんですが、「大丈夫。ちょっとくらい失敗してもいいよ」と笑顔で言ってくれたんです。
その瞬間に、とてもとても、心が軽くなりました。
やっぱり、こういうことを伝えたいんだなと、めぐりめぐって、というのを強く感じました。
絵本のタイトルの「イロ~めぐるたび~」に、たくさんの意味を重ねております。
どうか、めぐりめぐって、色の楽しさ、イロのすばらしさを、白と黒の旅と共にお楽しみ頂けましたら幸いです。
ストーリーは子どもから大人まで。
子どもから大人になったそのときに、もう一度。
絵に関しては、みんな、みんな、失敗しても大丈夫。
おえかきから、色重ねから、答えがないからこそ、自由に。
たくさんの想いと、魂を込めて作り上げました🎨
ぜひ、よろしくお願いいたします📚✨