秘密の地下鉄時刻表

秘密の地下鉄時刻表―世界の子どもシリーズ―No.29_過去編～その手に触れられなくてもep21～   『アヴァロンの国竜は、本来、自分が竜であることを明かさないのだ。アヴァロン国内の者も、国 ...

秘密の地下鉄時刻表―世界の子どもシリーズ―No.28_過去編～その手に触れられなくてもep20～   　空気がピンと張り詰めたかと思うと、静かなる、けれども先と同じようにまるで戦闘が行われて ...

秘密の地下鉄時刻表―世界の子どもシリーズ―No.27_過去編～その手に触れられなくてもep19～   　一歩ずつ近づくルーマー王に、カイネは反射的に後退る。けれども、座り込んだ状態でそう動け ...

秘密の地下鉄時刻表―世界の子どもシリーズ―No.26_過去編～その手に触れられなくてもep18～   　星を詠み始めてすぐ、カイネは息を荒げ、目を見開いて苦しむこととなる。海と波を連想し、美 ...

秘密の地下鉄時刻表―世界の子どもシリーズ―No.25_過去編～その手に触れられなくてもep17～   　空間の中はシンと静まり返っているのに、凄まじい氣と魔力がひしめき合っていた。まるで電磁 ...

秘密の地下鉄時刻表―世界の子どもシリーズ―No.23_過去編～その手に触れられなくてもep15～   「…………」 　カイネは息を潜め、次なる一手を考えていた。 　相手は獣族の王。周りに控え ...

秘密の地下鉄時刻表―世界の子どもシリーズ―No.23_過去編～その手に触れられなくてもep15～   　カイネはルーマー王とはちゃんと顔を合わせたことがなかった。マルアニア国も滅多に宇宙中で ...

秘密の地下鉄時刻表―世界の子どもシリーズ―No.22_過去編～その手に触れられなくてもep14～   　カイネの目の前に青い小さな炎が浮かびあがったかと思うと、いつの間に動いたというのか、す ...

秘密の地下鉄時刻表―世界の子どもシリーズ―No.21_過去編～その手に触れられなくてもep13～   ―式典歓談時間終了後、アヴァロン時刻アヴァロン大広間― 　カイネはどこか浮足立った様子で ...

秘密の地下鉄時刻表―世界の子どもシリーズ―No.20_過去編～その手に触れられなくてもep12～   　タルバニアの言葉に対し、ただの願望であったとしても「そんな訳はない」と返したかった。け ...