#世界の子どもシリーズ

オリジナル童話

その手に触れられなくても~episode0.9①~世界の子どもシリーズ―過去編―

その手に触れられなくても~episode0.9①~    久方ぶりに天空城に颯爽とした風が吹き抜ける。その風に合わせてチェルシーの長い髪が揺れる。その髪に、チェルシーが手に持っている密書と同 ...

オリジナル小説

その扉の向こう側に~episode3~世界の子どもシリーズ―未来編―

その扉の向こう側に    遠くで風が吹く音が響き、それに合わせて竜巻が発生したのを目視する。  近づくとあれほどに恐ろしいのに、遠くからみるその光景は自然の神秘を感じさせ、飛び交う砂の粒子は ...

オリジナル童話

その手に触れられなくても~episodeχ~世界の子どもシリーズ―過去編―

カイネの唄 ―Kaine no uta―   どこで生きるのか? ここで生きるのか? ここで生きるのが いいのか分からないの この胸の奥に ある感情だけが 私の心を保たせているの 恋をしてい ...

オリジナル童話

世界の子どもシリーズepisode∞~過去・現代・未来の時間を繋ぐ~

世界の子どもシリーズepisode∞   あなたは短い刻ときを大切なヒトと過ごしますか? それとも長いトキを大切な仲間と過ごしますか? もしくはそのどちらでもない新しい時ときを大切な人と過ご ...

オリジナル童話

その手に触れられなくても~episode0.5~世界の子どもシリーズ―過去編―

 その手に触れられなくても~episode0.5~世界の子どもシリーズ―過去編―    ここは天高くに位置する龍族の住まう天空城。大地の遥か彼方、天てんと宙そらの間に位置する。木で造られたこ ...

オリジナル童話

その手に触れられなくても~prologue~世界の子どもシリーズ―過去編―

こちら直接的な表現はありませんが、災害を連想させる描写があります。苦手な方はprologue自体をとばしてください!得意ではないけれど、気になるという方はχの印までとばして頂き、そこからお読みいただけ ...

オリジナル童話

ナタリーとキースの魔法茶屋~生きる刻があるうちはepisode3~世界の子どもシリーズ―現代編―

 はるぽ時間軸が少し戻ります。    ジルクは生い茂る花々や草木の間を飛びながら、じっと考える。この辺りは都心部にも関わらず、まだ自然が残っている。海も山もある土地だ。そして、さらにこの町に ...

オリジナル童話

earth to earth~古の魔法使いepisode5~世界の子どもシリーズ―現代編―

  「……俺は、悪いことは何も、していません」 「痛いほど、知っています」 「今でも、木戸先生の研究が、一番だと思っています」 「……菅原君。ここでの権力者は藤原教授だ。何も、あの時のことを ...

オリジナル童話

earth to earth~古の魔法使いepisode4~世界の子どもシリーズ―現代編―

  「菅原君、このレポートやり直しで」 「えっと、藤原教授。もうこれで5回目です。やり直しというのは、考察や経過観察の部分が足りなかったのでしょうか。それとも日本語のまとめ方でしょうか」 「 ...

オリジナル童話

earth to earth~古の魔法使いepisode3~世界の子どもシリーズ―現代編―

  「久方ぶりに大地の巫女を選出する。此度の巫女はアンジェリシカだ」  そう族長に決められたのは、父と母を亡くしてすぐのことだった。 「それは……」  やりたくありません。そう言おうとして言 ...

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