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はるのぽこ
不定期更新・期間限定公開で連載中📚✨ 製本作業完了後、順次ホームページでの公開は終了とさせて頂いております♪お見逃し、読み直しは本よりお願いいたします( ..)φ💓
はるのぽこの癒しの物語。疲れた心を埋める本、探しませんか?
2024/4/23 #SF小説, #ファンタジー小説, #世界の子どもシリーズ
古いにしえの魔法使い 開け切った広大な大地のど真ん中に、一本の巨木が聳え立っていた。一体、何人分の、いや、そんなものでは例えられないくらいに太くしっかりとした幹みきの大きな木だ。ぐんと広く枝を伸ばし ...
シホのカケラ カーテンの隙間から日の光が差し込み、しほに朝を知らせる。ゴロリと寝返りを打ち、いつもより少し怠い身体に夢うつつの状態から現実へと引き戻される。 「なんか、いつもよりしんど ...
シホのカケラ 大学内のカフェテラスに腰掛け、芝生広場を行き交う自分と同じ学生たちをぼんやりと見やる。時折、姉妹幼稚園の子どもたちが走り回ったりして、賑やかな笑い声が耳に心地よい。 手 ...
星のカケラ~episode2.5~守りたいカケラ―side ヒロ まずい。流石にやり過ぎた、と浩は思う。 今時あんなコメディ映画のようにオレンジを箱ごと転がす奴なんていないだろう。 ...
アンナのカケラ 先日買ったばかりのタイトなワンピースに身を包み、街を歩いていく。背筋を伸ばして、ヒールの音が程よく響くくらいに。 もうすぐ、とあるファッションショーの募集がある。事務 ...
モエのカケラ 友人との買い物。色鮮やかなワンピースが並ぶ中で、私だけ白いものを手に取る。 それはしっかりめの生地の上に薄い花柄のレースが被さった二重構想で、ウエストから太ももにかけて ...
「今日でバイト最後だから、これ三波にやるな」 そう言って渡されたのは苦手な激辛フードの詰め合わせ。 「三波も激辛好きだったよな。今までありがとな」 その後、何て答えたのかはよく覚えて ...
2024/4/25 #SF小説, #ファンタジー小説, #世界の子どもシリーズ
その扉の向こう側に 2XXX年――…… 突如、月が割れた。 巨大隕石が、月に衝突したのだ。 この衝突により、月の裏面が失われた。巨大な月の欠片は海へと堕ち、発見されることなく海底 ...
2024/4/24 #SF小説, #ファンタジー小説, #世界の子どもシリーズ
その扉の向こう側に 2XXX年――……。 突如、月が消えた。 太陽の光の届かないこの世界で、月の存在は絶大だった。 全ての動力は月光が源となっており、昼を生きる時でさえ、夜に蓄積された月光エ ...
2023/12/5 #SF小説, #ファンタジー小説, #世界の子どもシリーズ
生きる刻ときがあるうちは 今回の企画の要とも言える打合せは、手ごたえを感じる形で終えることができた。繁忙期と重なった新企画。忙しさはまさに、ピークと言って間違いないだろう。どうしても出社しなくて ...
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